暗号資産はクリプトカード(暗号資産カード)で法定通貨の環境でも使える

クリプトカード(暗号資産カード)が現時点での法定通貨の環境ではデジタルキャッシュを支払うための依然として有効な選択肢である理由について解説してます。

2023-10-08 - 23:48
2024-03-07 - 02:11
 0  94
暗号資産はクリプトカード(暗号資産カード)で法定通貨の環境でも使える
クリプトカード(暗号資産カード)が現時点での法定通貨の環境ではデジタルキャッシュを支払うための依然として有効な選択肢である理由について解説してます。

Bitcoin News により「Crypto Cards Still an Option to Spend Digital Cash in Fiat Environment」という記事を発表しました。この記事では、暗号資産カードが現時点での法定通貨の環境ではデジタルキャッシュを支払うための依然として有効な選択肢である理由について解説してます。

規制の強化により、クリプトカードの発行が制限される可能性はありますが、フィアットしか受け付けない場所でもビットコインで支払う有効な手段として残っています。これらのカードを利用すれば、暗号資産を使って直接支払うことができ、フィアット決済の場で暗号資産で支払うために事前に交換する必要がなくなるというメリットがあります。

Lubos Tassev氏は「暗号資産カードは暗号資産を直接利用する便利な手段であると述べています。」

クリプトカード(暗号資産カード)  — 仕組みと2023年の動向

クリプトコミュニティの多くの希望にはまだ届いていませんが、クリプトカードは、法定通貨しか受け付けない店舗でも、分散型デジタルマネーで支払うことができる手段を提供しています。

銀行カードと同様に、クリプトカードは、プラスチック製の物理カードと、オンラインでの支払いに使用できる仮想カードの2種類があります。物理カードは、POS端末を備えた実店舗で使用できます。

クリプトカードには、通常のクレジットカードとは異なるいくつかの種類があります。例えば、クレジットクリプトカードは、預けられた暗号資産を担保として、法定通貨での支払い枠を拡張します。また、フィアットクレジットカードの中には、暗号資産をキャッシュバックや報酬として提供するものもあります。

実際に暗号資産を使って支払ったり、ATMで現金を引き出せるカテゴリーは、クリプトデビットカードです。
これらのカードは、暗号資産ウォレットに連携しており、購入や引き出し時に現在の為替レートで法定通貨への即時変換を提供します。

数年前は、今日よりも多くの新しいクリプトカードが登場していましたが、暗号市場の下落や規制当局の厳しい監視の影響を受けても、依然として多くの機能するソリューションが存在します。これには、この分野ですでに存在するプラットフォームからの提供も含まれます。

アメリカの主要な暗号取引所であるCoinbaseは、デフォルトの法定通貨である米ドル、安定したコインであるUSDC、またはサポートされている暗号資産を使用して支払いを行うことができるクリプトカードを提供しています。Coinbaseカードは、ハワイを除くアメリカの住民およびEUの住民向けのVisaデビットカードです。Coinbaseのウェブサイトでは、この方法で暗号資産を使用して支払うことは、暗号資産の売却を伴うため、課税対象の取引となると記載されています。この点については、地域の法律や規制をご確認ください。
 
世界最大のコイン取引プラットフォームであるBinanceは、2020年にBinanceカードを導入しました。しかし、今年、規制当局や銀行パートナーとのトラブルにより、Visaは8月にヨーロッパでの新しい共同ブランドカードの発行を停止し、Mastercardは南アメリカと中東の市場でBinanceとの提携を終了したと発表しました。

一方、もう一つの主要な取引所であるBybitは、2月に新しいクリプトデビットカードを開始しました。Bybitカードは、ビットコイン、イーサリアム、テザーなどの主要な暗号通貨とステーブルコインでチャージできるMastercardです。現在、欧州経済地域(EEA)および英国に居住する顧客は、いくつかの例外を除いて、このカードを注文できます。独自の提供を維持している他の取引所には、Crypto.comKucoinが含まれます。

VenmoやGeminiは、暗号資産のキャッシュバックや報酬が付与されるクレジットカードを発行しています。一方、Nexoは今年、クリプトカードに新機能を追加しました。この機能により、預けた暗号資産を売却せずに支払いたい場合は、暗号クレジットモードとして、ユーロ、英ポンド、米ドルで支払いたい場合は、デビットモードとして、トグルすることができます。デビットモードでは、フィアットまたはトークンの利息を受け取ることができます。
 
BitpayWirexは、クリプトデビットカード市場の初期のプレイヤーとして注目を集めています。米国を拠点とする暗号支払い処理会社Bitpayは、今年5月にプリペイドMastercardの新規申請を一時停止しました。Wirexは、物理カードと仮想カードの両方を提供しています。同社は最近、非預託カードを発行することを可能にするアプリチェーン、W-payを導入する準備をしていると発表しました。

クリプトカード(暗号資産カード)利点:

  • 暗号資産を直接利用できるため、法定通貨に変換する手間が不要。
  • クレジットカードやデビットカードと同様の方法で使用できるため、利用者にとって馴染みやすい。
  • 世界中の多くの場所で利用可能。

クリプトカード(暗号資産カード)提供・プロバイダー:

  • Crypto.com Visa Card
  • Binance Card
  • Coinbase Card
  • Wirex Card
  • Crypto.com Pay

What's Your Reaction?

like

dislike

love

funny

angry

sad

wow

bfmedia編集部 bfmedia編集部