ウォールストリートのアナリストによると、暗号市場が300%上昇する前に購入すべきビットコインETFトップ1
ウォールストリートのアナリストの中には、今後数年でビットコインの価格が急上昇すると考えている人もいて、投資家はスポットビットコインETFを通じて容易に暗号通貨に露出することができます。
現在の暗号通貨市場の価値は1.6兆ドルに達しており、そのうちビットコイン(BTC -2.51%)が全体の50%を占めています。5年前もビットコインの市場支配度は50%でしたが、その間38%から70%の範囲で変動していました。
この状況を受けて、モーニングスターのアナリスト、マイケル・ミラー氏は、2032年までに暗号通貨市場が300%上昇し、6.4兆ドルに達すると予想しています。ビットコインの市場支配度が50%で変わらなければ、ビットコイン自体の潜在的上昇率も同様に300%となります。逆に、市場支配度が38%に下がれば、ビットコインの上昇率は約200%に近くなり、70%に増加すれば約460%に近くなると見られています。
しかし、暗号通貨の強気派にはビットコインへの投資には十分な理由があります。その方法はいくつかありますが、最も一般的なのはコインベース(NASDAQ: COIN)のような暗号通貨交換所を通じてのものです。しかし、アカウントの作成や管理は、特に既存のブローカレッジアカウントを持つ投資家にとっては面倒な作業になり得ます。
幸い、新しいタイプの投資商品がこのような手間を省くことができます。それがスポットビットコインETFです。
スポットビットコインETFが投資家の負担を軽減
今月初め、米国証券取引委員会(SEC)は11種類のスポットビットコインETFの承認を行いました。これらはビットコインの価格を追跡するファンドです。この歴史的な決定により、小売りおよび機関投資家の市場参入が増え、それに伴う資本の流入により、今後数年間でビットコインの価格が大きく上昇する可能性が高まります。
スポットビットコインETFは、複数のアカウントを管理する煩わしさを解消する点で特に魅力的です。これにより、投資家は専門の取引所を通じてビットコインを購入する必要がなくなり、またブロックチェーンウォレットでの暗号通貨の保管に関する心配も不要になります。代わりに、スポットビットコインETFを利用することで、既存のブローカレッジ・アカウントにビットコインへの露出を簡単に追加できます。この利便性が、スポットビットコインETFが暗号通貨の価格を押し上げる理由となります。
ブローカレッジ・アカウントとは、市場で取引されている個別銘柄に投資できる仕組みです。日本のDCにはこの仕組みはありません。
バーンスタインのアナリストによると、2025年までにビットコインの価格が1BTCあたり150,000米ドルに到達する可能性があり、これは現在の42,600米ドルの価格から252%の上昇を意味します。また、スタンダードチャータード銀行のアナリストは、同年までに1BTCあたり200,000米ドルに達すると予測し、これは369%の上昇を意味します。
最良および最悪のスポットビットコインETF
一般的に、すべてのスポットビットコインETFは基本的に同じことを行います。彼らは暗号通貨交換所(通常はコインベース)からビットコインを購入し、それを株式に分割して株式市場で売り出します。つまり、経験豊かな資産管理チームが適切な証券を適切なタイミングで取引することでファンドホルダーに大きな価値をもたらすような状況ではありません。
そのため、長期保有を目指す投資家は、手数料や経費率に注目すべきです。先に述べたように、SECは11種類のスポットビットコインETFを承認していますが、特定のファンド間で手数料は大きく異なります。以下にその詳細を示します:
- ビットワイズビットコインETFトラスト(NYSEMKT: BITB):0.20%
- アーク21シェアーズビットコインETF(NYSEMKT: ARKB):0.21%
- フィデリティワイズオリジンビットコインファンド(NYSEMKT: FBTC):0.25%
- アイシェアーズビットコイントラスト(IBIT 1.97%):0.25%
- バルキリービットコインファンド(NASDAQ: BRRR):0.25%
- バンエックビットコイントラスト(NYSEMKT: HODL):0.25%
- フランクリンテンプルトンデジタルトラスト(NYSEMKT: EZBC):0.29%
- ウィズダムツリービットコイントラスト(NYSEMKT: BTCW):0.3%
- インベスコギャラクシービットコインETF(BATS-CHIXE: BTCO):0.39%
- ハッシュデックスビットコインETF(NYSEMKT: DEFI):0.94%
- グレースケールビットコイントラスト(GBTC 1.98%):1.5%
「ビットコインに今すぐ1,000米ドル投資するべきか?」 ビットコインの株を購入する前に、以下の点を考慮してください。
モトリーフールのストックアドバイザーアナリストチームは、投資家が今すぐ購入すべきだと考える最良の10銘柄を特定しましたが、ビットコインはそのリストに含まれていませんでした。選出された10銘柄は、今後数年間で驚くべきリターンを生み出す可能性があります。
モトリーフールは、ガードナー兄弟によって1993年にアメリカで設立された個人投資家向けの金融メディアです。
たとえば、2005年4月15日にNvidiaがこのリストに登場した際、もしその時に1,000米ドルを投資していれば、今では364,488ドルになっていたでしょう!
ストックアドバイザーは、成功への簡単なロードマップを提供します。これには、ポートフォリオ構築のガイダンス、アナリストからの定期的な更新、そして毎月2つの新しい株式ピックが含まれます。ストックアドバイザーサービスは、2002年以来、S&P 500のリターンをほぼ4倍に増加させました。
追記:
モトリーフール・ストックアドバイザー(以下ストックアドバイザー)は、将来有望な米国株をモトリーフールが推奨してくれるサービスで、2002年から2017年までに438パーセントのリターンを出してます。
2002年から2017年といえば、2002年のドットコムバブルにはじまり、2008年のリーマンショックという二大経済危機を経た15年。
同期間のS&P 500のリターンが92パーセントだったので、実に5倍近くのパフォーマンスです。
2002年にS&P 500に100万円を投資していたとしたら2017年に300万円弱に留まっていたところ、もしも同じお金をストックアドバイザーの推奨銘柄に投資していたら1,300万円になった計算です。
ストックアドバイザーの基本的なスタンスは少なくとも3年以上の長期ホールドであるため、短期的な利益を追求するトレーダーには向きません。また、指標に追随したり凌駕したりすることを目的としているわけでもありません。
ストックアドバイザーを利用する際は、リスク分散のために少なくとも15銘柄程度を、3から5年にわたって保有するよう推奨されてます。
毎月、2つの新しい推奨銘柄がニュースレターで届きます。
モトリーフールの創始者である、デビッド・ガードナーとトム・ガードナーの各氏から、それぞれ1つずつ推し銘柄が示される仕組みです。
推奨銘柄は、それぞれに次のような情報と共に届きます。
- 企業の事業内容
- 主要データ(時価総額や推奨時点での株価など)
- 顧客ターゲット
- 経営幹部情報
- 推奨する理由
- 懸念されるリスクや売りに転じ得る事柄(売りに転じるべきタイミングでは、売りアラートも出る←重宝します)
ストックアドバイザーでは、12種類の「買い時銘柄」を常時提示しています。買い時銘柄リストは毎週木曜日にアップデートされ、月に一度刷新されます。リストの構成は次のとおり。
- デビッド・ガードナー推奨5銘柄+同氏による直近の推奨1銘柄
- トム・ガードナー推奨5銘柄+同氏による直近の推奨1銘柄
買い時銘柄には、それぞれに簡易版の概要が付きます(というのは、通常は過去に推奨されたことのある300銘柄から構成されるため、簡易概要となってます)。
なかには、アマゾン株のように長年にわたって繰り返し登場する銘柄もありますが、概要も都度アップデートされます。
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